高断熱・高気密住宅の落とし穴

住宅は気密性を高めれば断熱性も高まりますが、高気密にすると家の呼吸が止まり空気が淀みます。カビ・ダニの温床になるのはもちろん、建材に使用されている化学物質が溶け出してしまいます。その結果、アレルギーやアトピー、喘息、偏頭痛などの「新築病」が多発しています。家自体に蒸れや腐れが生じることで家の寿命も縮められてしまっています。

高断熱・高気密住宅にも換気装置はありますが、空気の動きは十分ではありません。さらに機械換気であるため電気料金やメンテナンス料がかかり、けっして省エネとはいえません。

高断熱・高気密住宅というのは、もとをたどればカナダで開発された住宅でした。ご承知のように日本よりもかなり寒く、湿気のほうは格段に少ない国です。しかしいま、カナダにおいても高気密による高断熱住宅は失敗だったという結論が出されています。日本でまだそういう世論が目立たないのは、カナダよりも建築時期が遅いからにすぎません。実際、壁内を開けてみたら結露でびっしり濡れていたという家も現われ始めています。

      高気密(窒息気密)住宅の一例  

       高気密(窒息気密)住宅の一例