夏と冬、着替えることで快適・省エネ


私たち人間は、寒くなるとセーターやコートを着て保温層をつくって暖かくし、暑くなると薄着になって風通しよくして涼しくします。同じように、住まいも脱いだり着たりできるようにしたのが通気断熱WBの家。これを可能しているのがWB工法の特許技術である「形状記憶式自動開閉装置」です。

形状記憶式自動開閉装置の開閉温度
ハットヘルス 25℃全開 15℃全閉
ルーフヘルス 25℃全開 15℃全閉
バリアヘルス 20℃全開 10℃全閉
アンダーヘルス 20℃全開 10℃全閉
フローヘルス 手動 手動

一度変形しても温度を加えることで元の状態に戻る形状記憶合金の特性を利用した装置で、通気口を自動的に開閉。形状記憶式自動開閉装置は、夏には自動的に開いて薄着になったのと同じ状態をつくり、冬には自動的に閉じて保温層をつくります。室内は外の熱気や冷気の影響を直接受けることはありません。自然の寒暖差を利用しているので、ランニングコストも不要です。また、形状記憶合金は10万回のヒートサイクル試験を行なった結果、劣化なしというデータも得ています(試験 : 大同特殊鋼株式会社 )。したがって、100年以上劣化しないと計算されます。
屋根の棟に取り付けられるハットヘルス、軒のルーフヘルス、壁内通気層のバリアヘルス、床下のアンダーヘルスなど、きめ細かく配置された形状記憶式自動開閉装置で、住まいを自然の力を利用して着替えさせ、快適さと省エネを実現しました。

 

WB 工 法 の 主 要 部 材

ハットヘルス
屋根の棟に取り付けられ、夏には小屋裏や壁体内の熱を排出。

ルーフヘルス
軒先に取り付けられ、夏は屋根換気の取り入れ口になります。

バリアヘルス
床下と壁内の通気をコントロールします。

アンダーヘルス
基礎の通気口に取り付けられ、夏は外気を取り込んで床下の冷気を第2通気層へ流し、冬は保温層をつくります。

フローヘルス
室内の壁の下部に取り付けられ、下にたまりがちな有害化学物質を除去。夏の換気や暖房使用時の吸気口になります